クロソイの稚魚を放流しました
2023年9月1日
第42回全国豊かな海づくり大会北海道大会の一環として、涌元小学校の3～6年生13名が涌元漁港でクロソイの放流を行いました。
全国豊かな海づくり大会は、水産資源の保護・管理と海や湖沼・河川の環境保全の大切さを広め、つくり育てる漁業の推進を通じて、漁業の振興と発展を図るものです。
近年、様々な海洋環境の変化等により、水産資源は減少傾向にあります。この対策として漁業関係者は幼稚魚放流を中心とする栽培漁業の推進や自主的な資源管理、海岸域の清掃、植樹運動など、さまざまな取り組みを通して、水産資源の維持培養を図るための運動を展開しています。
今回は、上磯郡漁業協同組合が生産を行っているクロソイの稚魚を放流。生産施設を見学した際には「どんな餌を食べているんですか？」「どんな海にしたいと思っているのですか？」といった質問が生徒から上磯郡漁業協同組合の職員へ投げかけられました。
放流を行った児童は「事前に調べていたことと実際に見て経験したことの違いが楽しかった。元気に育って戻ってきてくれたらうれしい」と語りました。
