道内の養殖はすべて港内で行われていますが、知内町では道内で唯一、外海で養殖を行っているのが特徴です。
知内町の養殖サーモントラウトは「北海道知内サーモン」と名称が決まりました。
生け簀について
令和5年10月31日に知内町森越沖に直径40m(道内最大規模)の生け簀が青森県今別沖から到着しました。また、令和6年8月1日には2基目の生け簀が到着し、令和6年11月から2基の生け簀で試験養殖を行う予定です。
種苗投入から水揚げまで
令和5年11月11日~15日に1匹あたり400gの種苗約55,000匹が生け簀1基に投入されました。その後、日本サーモンファーム株式会社の社員が給餌し、成育させました。
令和6年7月2日~12日の11日間で1匹平均約3.5kgのサーモントラウトが約150tほど水揚げされ、なかには5kgを超える大物サーモンも見られました。
水揚げは、生け簀横に停泊した船上にフィッシュポンプでサーモントラウトを吸引し、船上で血抜きをした後、船内の水槽で氷詰めにより保冷します。
種苗の生産
知内町では試験養殖に使用するサーモントラウトの種苗約7~9万匹を生産しています。1匹平均約70gの種苗を約400~500gまで成長させ、令和6年11月に上記生け簀に投入予定です。
お問い合わせ
農業水産振興課水産振興係
049-1103
北海道上磯郡知内町字重内21-1
電話:01392-5-6161
FAX:01392-5-7166