知内町行財政改善計画　～笑顔輝く躍動の町への再挑戦～

　本町においては、これまで６期にわたって総合計画を策定し、基幹産業である第一次産業の振興をはじめ、保健福祉や教育・文化分野の充実を図るなどの各種施策を推進してきました。
　しかし、本町の財政運営は、平成26年度以降、実質単年度収支が６期連続の赤字になるなど歳出超過の傾向が続き、更には今後も人口減少の進行が見込まれる中にあって、交付税の減少や公共施設の大規模改修や建替え時期を迎えつつあることなどにより、今後益々厳しさが増すことが想定されます。また、基金についても総額で約21.4億円まで減少しているなど、現在の予算編成水準を早期に見直すことが喫緊の課題となっています。
　こうした状況を踏まえ、町では中期的な行財政の改善を多角的に推進するための「知内町行財政改善計画」を議会との協議のもとで策定し、行政事務におけるコスト縮減や各種事業の再編等を積極的に進めることにより、持続可能な行財政の強い基盤を構築することとしました。本計画においては、各種公共料金等の見直しについて町民皆様にご理解をお願いし、また、町職員についても組織のスリム化等によって負担を強いる内容となっておりますが、知内町の夢ある未来を展望するにはいま改善を進めることが不可欠でありますので、今後の行財政改善を推進するに当たり、引き続きご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

• 知内町行財政改善計画PDF(491.50 KB)