町名の由来
アイヌ語の「チリ・オチ」(鳥いるところ)の意味があります。知内は鷹の産地として有名で、松前藩が徳川将軍家に鷹狩り用に献上する15羽の鷹のうち、半数以上は知内で捕獲したものと言われています。
知内町内の地名の由来一覧
地名 | 由来 |
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知内(しりうち) | アイヌ語で「チリ・オチ」鳥・居るところの意味。松前藩の主要財源である鷹の産地として有名でした。 |
小谷石(こたにいし) | 明治時代には、オタニイシと呼んでいました。アイヌ語で「コタン・ウシ」人が住む集落のあるところ。または、「コタヌウシ」その部落のあるところの意味。 |
涌元(わきもと) | 和人のつけた地名と考えられています。古くから和人が入っていたためアイヌ語の痕跡がないと考えられています。荒木大学関連の伝説では、砂金がわくほどあったので涌元と名付けられたと言われています。 |
矢越(やごし) | アイヌ語の「ヤ・クシ」で内陸を通るところという意味。また、くずれたるところという意味もあります。 |
重内(おもない) | アイヌ語の「オム・ナイ」「オ・ム・ナイ」川尻がふさがる川の意味。 昔は泥炭地で現在では水田地帯となっています。 |
元町(もとまち) | 昭和4年の地番改正までは「村中」と呼ばれていました。 昔から知内の中心地だったことがわかります。 |
上雷(じょうらい) | この地に、明治になるまで雷公神社があったことから「かみいかつち」と呼ばれていましたが、昭和になってからジョウライと呼ばれるようになりました。 |
湯ノ里(ゆのさと) | 昭和4年の地番改正までは萩砂里(ハギサリあるいはハギチャニ)と呼ばれていました。意味はアイヌ語で、浅き鮭の産卵するところです。 |
尾刺(おさし) | アイヌ語の「オサツ・ナイ」で、川尻の乾いている川という意味です。 |
躍動する知内
全国初の快挙である町立高校・甲子園出場という話題は、選考委員会が開催される前から、各新聞紙上を毎日のように賑わせました。
知内高校は選抜大会の対象となる秋の全道大会で準優勝を収めたことから記念大会の特別枠として、平成5年の第65回選抜甲子園記念大会への出場が決定しました。
「甲子園にさわやかな風を起こせ」と町民からの期待の声が大きくなり、平成2年に結成された野球部後援会会員を中心に、町民や全校生徒が一丸となり、初戦突破を願って大応援団が組織されましたが、静岡県代表の名門浜松商業高校に6対3で惜敗しました。
知内高校は甲子園出場後も春、夏、秋の全道大会の常連校として活躍しています。
知内中学校野球部は、平成9年度中体連渡島支庁大会において優勝を飾り、10年ぶり2度目の全道大会出場を決めました。(全道大会8月6日~北見市)南北海道高校野球大会においてベスト4入りを果たした知内高校野球部に続けとばかりに日夜練習に励んでいます。
知内弁の紹介 道南弁を紹介
- アグド:かかと
- イキナガル:調子にのる
- ウズケル:あまったれる
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